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展示会余話

2003年

墨彩の世界
粋すてき発見 お洒落の会
三大友禅展
吉岡幸雄個展
水無月の会
待夏展
春の単衣の会
初花月展
新玉の会


墨彩の世界 2003.11.14〜17

大樋焼宗家 十代 大樋長左衛門 芸術特別展
お茶席:15日裏千家 16日石州流茶道宗家

社長が還暦というので、心ばかりのお祝いにと花を買っていきました。
招待状も還暦に合わせて「赤」、社長といえば元気いっぱいの「赤」のイメージがあるので
赤のスプレー薔薇を持っていきました。そしたら焼き物の脇に飾ってくれました。
花束だったので、水が下がりそうで心配だったけど、大丈夫だったかな?

今日はは他のところでお茶会もあってか、お客さんが多かったです。
手前の部屋が焼き物の展示場になっていて、飴色の皿・藍色の皿・曜日の書いてあった白い皿が並び
お茶の茶碗や、柄杓おき、香合などいろいろ並んでいました。
作品の手前に値段も書いてあるのですが、点がないので読んでみたら、みんな車が買えそうな値段…。
車が何台もあるーと、変な想像をしたりしました。
その部屋の真ん中にテーブルがあり、そこで接待を受けていたのですが、
なんか焼き物の真ん中にいるのはドキドキですねえ。

着物の方は、宗家十代の手書きの一点ものが多数。帯もたくさんありました。
でも、さらっと描いたかんじなので、ちょっと絵が崩れすぎ ってのもあって、
本当のファンじゃないと買えないかも?それが味なんだろうけどね。
私としては掛け軸や、小さな額に入った陶器の方が興味がありました。
それだって高値で買えないんだけど(笑)

お茶の好きな方は是非、そして裏千家の方は是非見に行ってみてください。

粋すてき発見 お洒落の会 2003.10.24〜27

併催:秋コート・羽織特集

1年の中で一番大好きな「普段のお洒落着」の展示会です。
その日はお昼に出かけ、若旦那さんといつも展示会で見るお客さんと一緒に
お昼をごちそうになりました。白十字という喫茶店のホットサンドです。おいしいです。
それから着物の物色。
紬や柔らかものの小紋、お洒落帯、結城とか大島とかイロイロ。
値段のお手頃なものから、高価なものまでイロイロ。
なにも買う予定がないので、なんとなーく見たけど
なんとなーくだと気が入らないのね。
だって結城も色違いで山ほどあったけど、とても買えない値段だもの。
ひととおり見て帰りました。
その日、若旦那さんは風邪ひき。
ちょーーと風邪うつり気味。
あああ。

三大友禅展 2003.9.13〜21

特別展示:三大友禅 大振袖展
併催:お茶の着物
お茶席:石州流茶道宗家

お茶を運んでくれていた方が、知り合いでした(笑)こんなところで会うとは!
私は友禅は、華やかすぎてあまり好みじゃないんですが
展示してある着物は、優美できらびやかでした。
(1ヶ月もたってから感想書くのは、難しいです・・・)
そういえば、10月のイベントでモデルをやらないかと誘われ、承諾しました!
その日道すがらであった友人たちにも声をかけ、3人で参加です。


古町5番町 アートな町宣言 和の美ストリート 2003.10.5

前日にリハーサル!モデルの先生までついて、歩き方からターンの練習。
なんだか細かく演出していました。こんな大がかりなショーだったなんてびっくり。

そして当日は朝早くにお店に集合し、オークラホテルでヘアとメイク。
なんかその化粧の濃さにびっくり!そして髪型の古さにびっくりです!
何もここまでやらなくても、現代風にしてくれたらいいのに・・・と内心思いながら
周りでも文句が聞こえていました。参加のモデルさんも、あんまりよく思ってなかったみたい。
お店に帰って着付けです。
この時初めて着物とご対面、社長直々の着付けです。
社長がお嫁に来るときに持ってきた品で、
着物(友禅の訪問着?)は色をかけ、娘さん用に仕立て直したそうですが、
一回も袖を通してなくて、私がなんと初おろし!嬉しい!
そして帯も丸帯で豪華なのです。こんな、赤羽家の宝のような着物着られて、幸せ〜。
しかし、不覚にも具合悪くなってしまい(いつものこと?)途中くたばってましたが
なんとか2ステージ終えました。
貴重な体験をありがとうございました。

余談ですが後日の新聞に、この日の記事が載ってましたが、旦那さんがばっちり写ってました。

吉岡幸雄個展「天平の赤 帝王の紫」 2003.7.5〜13

特別展覧:東大寺大仏開眼 千二百五十年奉納作品

吉岡先生が来場ということで、ぜひ着物を着ていきたいと思っていた私。
お出かけ1時間も前に、久しぶりに水玉絹紅梅を着まして、
時間も余裕なのでジャスコまで見せびらかしに行きました。
足下はおろしたての、新しい塗り下駄!
だけど、アスファルトの道路って、下駄がすぐ削れるのね。お気に入りなのにもうケバケバ。
ショーック!支払いもまだなのにぃ。
そんなこと言ってると履かなくなるので、履きますとも!
で、友人待ち合わせまでに、ちょっとゆるめの帯を締め直し、お出かけとあいなりました。

いつもより長めの展示会。畳敷き部分を広く作り足して、そこには人形がありました。
東大寺のお祭りで使用された衣装と、お面です。昔の神話の人達ですね。
衣装は新しく作り直したのですが、染めはすべて吉岡先生。
草木染めや、彫り込んだ板で挟んで色をさしたもの、自然の色に圧巻です。
特に板締めに似た↑これは、板のほうにも色が残ってキレイなのです。欲しかった・・・。
着物もさることながら、屏風もキレイでした。
しかーし、さすがにお高くて見るだけです。
お客様もいつもより多め。着物を着ている人も多め。
そんな人と比べちゃう私。私の着方があまいのか、やっぱり襟元ぐさぐさなのです。
着慣れてるってかんじでいい、と言ってくれる人もいるのですけどね・・・。

そんな中、帯がきつすぎたのか、温度の急上昇のせいか体調が悪くなり、途中早退。しくしく。
ごめんなさい、おがちゃんM田さん。先に帰ります。
みんな楽しんでねー。

水無月の会 2003.6.13〜16

国画会作品集:日高恵子・鈴木紀絵・板倉真理子・池田リサ・小島貞二
 吉田いく子・岡本紘子・山下健・浅岡明美他(敬称略)
併催:単衣・うす衣の会

和風倶楽部なでしこちゃんと待ち合わせ、一緒に行きました。
まずショーウインドウの振り袖に惹かれます。それは鈴木紀絵先生の桜柄の中振り袖。
半身ずつ柄が違う、ピンクの着物でかわいいのです。試着させていただきました。
ううう、かわいい。こんな着物着てみたいですぅ。
そして同じ先生の、今度は芥子色地に白い花模様の抜き、狐の嫁入り?柄の振り袖。
こっちのほうが、私には似合うかもしれない。共に250というびっくり値段でした。
それからちょっと落ち着いた、飛び柄鳥模様の訪問着。これは似合いすぎ(笑)
最近、紀絵先生のかわいい絵が好きです。
そういえば、赤羽に通い始めた頃、紀絵先生に会ったことがありました。いい思い出です。
他にも織り地の着物やら、素敵なものばかり。
買えなくても、見ているだけで幸せなのでした。

来月は月初めに、ちょっと長めに展示会だそうです。
染織家の吉岡先生が土日に来店、去年の東大寺の1200年祭だっけ?
式典に使用した着物を、借りてきて展示するそうですよ。見る価値ありです。絶対行くわ。

そうそう、先月の綿の半幅帯、買いました。そうしたらなでしこちゃんとおそろいだった・・・。
一緒に出かけられないね(笑)。注意注意。

恒例「浴衣パーティ」8月3日開催 詳細は6/25発売の新潟月刊情報誌komachiで。

待夏展 2003.5.16〜19

夏ごろも・ゆかた新作展
併催:宮古上布・芭蕉布特集
期間中毎日先着5名に風鈴のプレゼント

旦那さんが仕事上がりまで、時間があいたので待ち合わせがてら覗きに行きました。
玄関脇に浴衣の新作勢揃い。
旦那さんが浴衣が欲しいと言ったので、男物を頼んでいただけあって
揃いがよく、女物の半幅帯もポリではなく綿のものが多数あって、私はめろめろー。
若旦那さんに「お茶が出てるので、飲みましょうよ」と言われる始末・・・。
旦那さんの好みを見繕って待っていたんだけど
みーんないまいちだったらしい。んー旦那さんの好みって難しいのよね。
これと言ったものがなければ、見送りかな?
一応私は綿の半幅帯を頼み、月曜に浴衣を持って再度挑戦です。
今年は下駄も買わねばならないのだ。私も浴衣は見送りかなー。

赤羽浴衣パーティ:8月3日(日)予定です。

春の単衣の会 2003.4.11〜14

単衣染織新作・無双訪問着新作
併催:コート特集

まずは金曜日。
友人なっちゃんが、6月のお茶会のために単衣が欲しいのと、呉服屋に行ったことがないとの声で
お店で待ち合わせしました。しかーし、この日は私の体調が最悪。ゴメンね。
しばらく来なかったせいか、品物が新しいものがあることに気づき私も物色。
やっぱり織物よ、この色いい!なんて思ってみたら桁がひとつ違う結城紬でした。
いやーん一緒に置いておかないでよう。
それでも時間が経ってから、調子が良くなったのか着物を当て出す私。
紫地の絣模様、アンティークな印象の着物が一番良かったかな?
なっちゃんは値段にびっくりしていたようだけど、この店は品がいいからなー。
検討中なようです。

そして日曜日。
和風倶楽部で花見ランチのあと、12人で押しかけました。ゴメンなさい。
でもみなさん、着物屋さんを楽しんでいた様子です。
うちの旦那さんも、展示会なのに奥の男物棚を物色。をいをい。
手頃な緑の麻の帯を見つけ、今年の夏用にキープしてきました。
夏物持って、来週もお邪魔します。

初花月展 2003.2.14〜17

大印度展:ロイヤル・バティック作品集:新作染織展
期間中毎日先着10名花のプレゼント

初日はお花目当てに10時を目指したけど、家事が押しまして、到着11時。
それでもお花ゲットしました!白いゼラニウムです。やた!
今回はインドものインドネシアもの更紗模様と、私の好きな展示会。
平日午前中なのでお客さんも少なく、若旦那さんも千切屋さんも独占で作品鑑賞!
柄はいいんだけど、色味が全体的に渋めで、お洒落なんだけど、
ちょっとまだ年齢的に早そうな品物が多いかな。
でもそんな中にも、白地に緑の濃淡の花柄小紋は目をひきました。
旦那さんと一緒だったので、初日は見るだけ。

2日目は実家の母と再チャレンジ!そしてまた花をゲット!2個ももらうなってーの。
だって昨日と違うんだもん〜。花好きな私は嬉しいのです。
プリミンフリーオプコニカって書いてあるけど、これが名前なのかな?今度はピンクでかわいいです。
そして試着しまくり。
普段は興味がないのだけど、訪問着を物色。すべて作家もので100以上のお値段なのでスゴイです。
それから昨日目をつけた白地の小紋もあててみます。
いやーん、似合うわー。
でも70近くするので買うのは無理ですね。
も一つチャコールグレー?の地に明るい小豆色の花模様小紋、粋でいいです。軽いです。堪能。
楽しかったです。

その楽しさついでに、新津屋小路のインドネシア雑貨店へ。さっき見た更紗模様の布がたくさん。
最近アジアものづいている母のお気に入りの店になったようです。
そして2件隣の骨董品屋さんへ。骨董たんすの引き出しをあさると古着が出てきます。
アンティーク帯一本15000デス。かわいくてよいですが、ちょっと古着にしてはお高いのです。
楽しい日々でした。
あーちょっと、私ばかり楽しんで、旦那さんに悪いわ。

新玉の会 2003.1.10〜13

川島織物さんが来ていたのですが、若旦那さんから「旦那様の羽織ができております」との電話で
私の心は川島織物さんより新品の羽織なのです。
何回も通って結局それしか選べなかった反物を使い、裏は派手に中華なお爺さんが碁を打っていたりします。
それが縞のお召しにぴったりー。若旦那さんにも「貸して」と言われるほどの出来よ!
いつか旦那さんの写真もUPします。
展示会でびっくりしたのは、絞りの点描でできた大江さんの自画像。
そして気に入ったのは、織りの帯で小鳥の絵柄の青い帯と、ビロード織りがはいった緑の帯。
どちらも地味で、しかーもお高かった。でもすっっごく軽いのです。糸が細かったなー。
着物人口は年輩の人が多いけど、最近は若い人も多いようなので
かわいい値頃な帯を作って欲しいなーと思いました。
去年買った川島さんの帯は、かわいい系だったなー。
旦那さんが風邪気味だったので、私にしてはめずらしく1時間半で退却。
今度また、ゆっくり遊んでください若旦那様。