演劇鑑賞録 ’09

「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」
「すべての風景の中にあなたがいます」「光の帝国」
「野村万作萬斎狂言公演」

「THE NEWSPAPER」
「昇太・志の輔 夢の二人会」
「りゅーとぴあ劇場狂言」
「テーブルマナー」


「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」2009.12.5 Tジョイ万代

あれ?書いてなかったっけ?私。データがどこかに飛んだかな??

3度目のソニーLivespireです。
加藤昌史さん(製作総指揮)、ソニーさんありがとう、新潟でも上映してくれて!

大好きな西川さん主演の、キャラメルボックスの2008クリスマスツアー、
先週に引き続き、万代の映画館へ行って来ました!今度はだんなとふたりで。
最初は「寝るかも」なんて言っていただんなですが、最後まで観てくれたようです〜。

テレビドラマにもなった2006サマーツアー「雨と夢のあとに」の逆バージョンのような気もしますが、
雨夢のときは、お父さんが岡田さんで、今回はお父さんが西川さんで・・・。
でも似ていても別のお話!
クリスマスファンタジーで、心ほんわかになりたい方にはオススメです!
最終的には涙涙だったからなあ。

君の心臓の鼓動が聞こえる場所
テレビの脚本家・根室典彦(西川浩幸)は40歳を過ぎて、いまだ独身。
実は大学を卒業してすぐに結婚したのだが、わずか6年で離婚。
現在、妻と娘は札幌に住んでいる。クリスマスを間近に控えたある日、突然、娘のいぶき(黒川智花)が訪ねてくる。
別れた時5歳だった娘は、19歳になっていた。いぶきは原稿用紙の束を差し出して言う。
「私、小説家になりたいの。出版社の人、紹介して!」
人生最大のクリスマス・プレゼント、それは作家志望の家出娘だった……。


黒川さんの演じ分けがうまいです!(・・・って書いたよな、リカバリ後はパソコンおかしかったからなあ)
おじいちゃん役の菅野さんもいいですw
あとはカミカミ星人の大内さんも、かっこよかった。
もう一度観たいので、DVD欲しいです。

「すべての風景の中にあなたがいます」「光の帝国」2009.12.1 Tジョイ万代

「嵐になるまで待って」以来2度目のソニーLivespireです。
上記の作品は、池袋で舞台を観たので、新潟の映画館で観るのは、今回が初めて!
2本立てだけど、入れ替え制なので各1000円で観てきました。
今日はファーストデーなので、他の映画作品も1000円なんですが、どれが一番混んでいたんだろうなあ?
ちなみにキャラメルボックス上演館内は、総勢6名!貸し切り状態なのであります。

「すべての風景の中にあなたがいます」
4月、イラストレーターの滝水浩一は、熊本と宮崎の県境にある、白鳥山に登った。
山頂近くで、突然の雨。上から駆け下りてきた女性とともに、洞窟に飛び込む。
女性は、滝水がいれたコーヒーを飲むと、また雨の中へと去っていった。一冊の手帳を残して。
手帳の最後のページには「藤枝沙穂流」と書いてあった。
数日後、滝水は手帳を届けるため、沙穂流の家を訪ねる。
ところが、その家に住んでいたのは、「藤枝詩波流」。よく似た名前だが、沙穂流とは全くの別人だった。
はたして、沙穂流はどこに?(Livespire作品紹介より)


「すべての風景の中にあなたがいます」は、梶尾真治さんの『未来のおもいで』が原作。
クロノスシリーズも何本か舞台化しているけど、私は「クロノス」しか観ていないなあ、しかもオンライン放送で。
この作品もタイムトラベルもの。
細見さんと、岡田さんが話を進めていくんだけど、なーんか・・・年取りましたね。
いや、私もそうなんだけれども(汗
舞台と違って、映像なので顔がアップになるのですよ。で、気になったわけです。
まあ、私のキャラメルボックス好きも長いので、当たり前と言えば当たり前なんですよね。
温井さんが美人でした!
さつきさんは、また母役!「さよならノーチラス号」を思い出します。
話の流れとしては、キアヌの2006年の映画イルマーレを彷彿とさせますが、さて、どっちが先なんでしょうか?
イルマーレも2000年の韓国映画のリメイクなんだよね・・・。

「光の帝国」
小学4年生の春田光紀には、読んだものを「しまう」力があった。
古事記も枕草子も平家物語も、一度読んだだけで完璧に暗記できるのだ。
実は、光紀の両親も、姉の記実子も、同じ能力を持っていた。
記実子は中学1年生で、近頃はシェイクスピアの原文を「しまう」のに凝っている。
ある日、光紀は学校から帰る途中で、一人の老人と出会う。
老人との間で奇妙な友情が芽生えた光紀だったが、体調を崩した老人は入院してしまう。
慌てて病院にかけつけた光紀が老人の肩を支えると、様々な映像がドッと流れ込んできた。
それは、老人の七十年に及ぶ、人生の記憶だった……。(Livespire作品紹介より)


「光の帝国」は、恩田陸さんの短編集『光の帝国』に収録されている『大きな引き出し』が原作。
本屋でチラッと読んだのだけど、原作とは違う形で展開しているようです。
僕たちは、無理やり生まれさせられたのでもなければ、間違って生まれてきたのでもない。
それは、光があたっているということと同じように、やがては風が吹き始め、花が実をつけるのと同じように、
そういうふうに、ずっとずっと前から決まっている決まりなのだ。

という「祈り」と言われる一節があって、その冒頭を字幕で見た瞬間に、
「ああ、今日はこれを観に来たんだ」という変な気持ちがわきました。なんかちょっとスピリチュアル系?
なんだろう、常野一族にはシンクロするものがあります。
というわけで、私はアノ物語を書かなかった方が良かったのか?というジレンマに襲われてます。うう・・・。
畑中君と小林さん・・・子供役が似合いすぎです。
光紀が「しまう」シーン、映像ならではの視覚効果がありました。
走馬燈のように過ぎる記憶が、なんとも涙をそそります。

2作品観て泣きすぎ・・・。
来週は『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』、予告映像で泣けました。私って・・・。

野村万作萬斎狂言公演」2009.8.6 りゅーとぴあ能楽堂

今回で11回目の能楽堂公演です。
昨年は東京にいたのに、国立能楽堂とは、まったく縁無しで残念。
年始めの劇場も見ているので、今年2回目の狂言ですね。ちなみに次回の劇場は年末だそうです。
萬斎さんが参加していた薪能は、雨天で劇場でやったので、今年はりゅーとぴあに何度も来ますね。
なんかちょっと嬉しい。

最初の解説は、恒例の石田さん、この方の話も面白いのですよ。
「普段は大きい声を出すと怒られますが、狂言は大きい声を出さないと怒られます」と(笑)
今回は笑い方と泣き方を習いました。

一作目は「武悪」
不奉公な家来、武悪(万作さん)と、幼なじみの太郎冠者(深野さん)の、切ない、でも楽しいお話。
主(万之介さん)に武悪を討ってこいと言われた太郎冠者が、討つに討てず、討った事にして武悪逃がします。
命拾いをしたお礼参りに行く武悪、弔いのために向かう主一行がばったり出会い、
武悪を「幽霊」として、話を展開します。
万之介さんは、こういう役どころ、はまり役です!
そしてちょっと声の張りもなくなってきた、万作さんが心配です。でも、毎回おんなじ事言っているかも。
今回、後ろの方で後見として、万作さんの外孫が登場〜。
あとから聞いた話ですが、昨日は足が痺れて、よろけていたそうですよw

二作目は「釣針」
嫁のいない主(高野さん)が、嫁が欲しいと祈願しに、太郎冠者(萬斎さん)とお参りに行きます。
そこで主に「門にある釣り針で、嫁が釣れる」とのお告げが!
いいなー釣り針で釣れる嫁(笑)
どんな嫁がいいか主に聞きながら、太郎冠者がお囃子を繰り返し、妻を釣り、腰元を釣り、
はては自分の妻までもと、釣り上げます。
婚礼の準備に奥に行く主達、そして二人きりでのご対面、ところが!
とまあ、そんな楽しいお話。
高野さん・・・貫禄ある体型になってますけど(汗
そして、萬斎さんのお囃子の楽しそうな舞が見物です。

オチは、ロビーの物販で、三番叟のDVDを見つけてしまい購入!
もちろん萬斎さんの方ではなく、万作さんのDVDを迷わず購入です。こっちのほうが高い・・・。
今見てますが、2000年収録だそうで、9年前じゃん!みなさん若い!

「THE NEWSPAPER」2009.4.19 新潟テルサ

ザ・ニュースペーパーとはなんぞや?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、
私は2年くらい前の大晦日かな?ニュースのコーナーで知りました。
主に、政治家をマネして風刺するコント集団です。
そのときのニュースが、すぐにコントに反映されます。
関東圏では大人気で、チケットも完売必須なのですが・・・新潟ではあまり知られていないのか、余り気味だったようです。
新潟公演の前に、長岡公演もあったからかなあ?
でもお客さんの中には、いわゆる「おっかけ」らしき人もいましたよ。
一度は見てみたいと思って、チケットを買ったのですが、こんな忙しいスケジュールになるとは思いませんでした。
前日は友人の結婚式で、当日はキモノイベントと重なり、両日キモノでフル稼動!もちろんキモノで行きました。

コントは、総理大臣から始まりました。
そこから党首、イチロー、オレオレ詐欺、芸能人知事軍団、漢検親子、さる高貴なご一家w
もう、ずーっと笑い転げて、館内の酸素が薄く感じたくらい(汗
似てるし笑えるし、隣のだんなも大笑いでした。笑い疲れました(笑)
帰りは、お見送りまであったし、写真撮っている人とか、サインもらっている人とかいました。

あー楽しかった。

「昇太・志の輔 夢の二人会」2009.4.9 りゅーとぴあ 劇場

さて、前回もそうだったのですが、
だんなの職場の都合上、だんなは早退をしないと間に合わない新潟市内での鑑賞会!
今回は時間に余裕があったので、二人でキモノに着替えて行きました。
白山公園では、桜が咲いていて、満開にはちょっと早い花見もしました。

今回の公演はNSTの主催です。昇太さんと縁のある方がNSTにいるのです。
というわけで、公演始まる前、挨拶ででてきた昇太さんと志の輔さん(まだ洋装)と、NSTの方。
「来年も公演が決まりました〜!」
「って、落語やってもいないうちからかい!」<志の輔師匠のつっこみ。
まあ、嬉しいお知らせでしたけどねw

前座は、昇太さんの弟子で、昇吉さん。
ものすごく元気がよくて、話の中で、誰の発言かわけが分からなくなってきちゃった(汗

志の輔師匠は「新・八五郎出世」。
枕では、芸能人の結核の話題を、ガッテン流に解説し、
「ガッテンしていただけましたでしょうか?」で、みなさんガッテンガッテン(笑)
そんなに慌てなくても、結核の患者さんはたくさんいるし、なにより相方が結核じゃないから!って言ってました。
私は立川門下の落語は初めてで、しかも志の輔師匠の落語も初めてです。
落語は、大工の八五郎がものすごく生き生きとしていて、
しかも一升酒飲んでだんだん酔っぱらっていく様子が、いいです!
たくさんの笑いと、終盤ではホロリとくる場面もありました。
師匠すげー。
あとで調べたら十八番だったらしいですね。古典の八五郎出世を人情話に作りかえたようです。
あーもう、ものすごくよかった!

昇太師匠は「茶の湯」。
枕では、紅白歌合戦の森進一の話をしました。
なんだか1月からこの話題なんだそうで、受けなかったらやめようと思っているのだけど、4月まで続いちゃってるとか。
8月には新潟で独演会があるそうですが、それまでやってるかも、って言ってましたよ。
落語は、茶の湯のなんたるかが分からない隠居さんのお話です。
隠居さんが知ったかぶりでお茶を入れ、定吉と一緒におなかをこわすのです。
お茶に似せた、石鹸の代用品・椋の皮入りの青きなこ湯(笑)を飲んで、もだえるシーンは、「ちりとてちん」に似てますね。
最終的に、近所の人達まで巻き込んでしまうお話でした。

笑いはいいですよね。
志の輔師匠の落語が聞けただんなは、感動しまくりでした。
東京で、演芸場に行けなかったのが悔やまれます>二代目林家木久蔵は、聞いたけど。

「春風亭昇太独演会」8/26長岡NCホール、8/27りゅーとぴあ能楽堂。

「りゅーとぴあ劇場狂言」2009.3.25 りゅーとぴあ 劇場

最近は、能楽堂公演しか観ていなかったので、劇場は新鮮ですね。
解説に萬斎さんが出てきたので、びっくりしました。能楽堂では石田さんです。
まず挨拶、その話の中で、今日この舞台の取材風景がニュースになっていたと言ってました。
今回の「唐人相撲」は、市民参加型の演目なのです。取材があったのは、市民参加型だからかな?
新聞にも記事が載っていましたしね。
まあ、一緒に席を取って隣で観ていた友人も、
「1時間後(主人が)あの舞台に出るんだよね〜」なんて言ってました。知らなかったわ。

ひとつ目は「見物左衛門 深草祭」万之介さんの1人舞台です。
劇場狂言ということで、背景に映像を入れ込む演出があったのですが、
なんというか、それはいらなかったかな?
三間四方の世界を、観客がいろいろ空想して広がるその世界に、
これはこう!って決まった映像を見せられることで、空想が広がらない感じです。残念。
能舞台で観たかった・・・。

で、ふたつ目は「唐人相撲」一般の方も参加して、総勢30人以上の狂言です。
最初はシルエットで、唐の皇帝行列が登場です。
途中、皇帝の威光で空気が震えたり、後光が眩しかったり、皇帝というより神様ですね。
もちろん万作さんですw
日本から来た相撲取りは萬斎さんで、通訳が石田さんでした。
相撲取りは、唐人と相撲をとっては、勝っていくのです。毎回いろんな型があり、おもしろい!
演劇っぽいですね〜。掛け声かけて応援したりして、楽しかったです。

さて、
今回も気になったチラシの数々。目をひいたのは伝統芸ばかりです。
5/3「能楽座長岡公演」、狂言が万作さんなのでチェックw
6/21「新潟をどり」、正月の市山七十世さんの番組を見て、興味があります。
7/17.18「茂山狂言公演」、大蔵流の狂言です!今回孫達は不参加なのね・・・。
7/25「新潟薪能」、6月開催はさすがに寒かったから、数年前から日程ずらしましたね。狂言が萬斎さんです。
7/30「和の響き」、尺八x箏x十七絃。
そして8/5.6「野村万作・萬斎狂言公演」in能楽堂。

・・・全部はムリ。

「テーブルマナー」2009.2.28 りゅーとぴあ 劇場

G2演出を楽しみにして行ったわけですが、だんなさんは風邪ひき、
隣の観客は妙にノリがよすぎて、まわりが気になって、妙に冷めてしまい、楽しめませんでした。
ところどころは面白いのだけれど、演じるというより、松尾貴史が地でいっているような気がしたので、
違う配役が見たかったかなあ・・・。
島田歌穂さんは、出番が少なかったのが残念です。
なんで、開演時間が早いのだろうと思っていたら、新潟で大千秋楽でした。
カーテンコール、舞台挨拶がやたら長かったです。
G2さんも、ビデオ収録用に、客席からカメラ持って登場していました。
舞台挨拶が、一番面白かったかも(爆

■戻る