演劇鑑賞録 2005

「SKIP」
「ベルサイユのばら」
「小公女」
「野村万作萬斎狂言公演」
「茂山狂言」
「煙が目にしみる」
「デモクラシー」
「お気に召すまま」
「赤鬼」
「レ・ミゼラブル」
「宮川彬良とアンサンブル・ベガ」


「SKIP」2005.11.14 ビデオ録画

BS2で深夜にある劇場中継。
新聞を何気なく見ていたら、役者坂口さんの名前を見つけて録画した。
それがキャラメルボックスの劇場中継だとは「知らずに」だ。
私もファンだと言いながら、新潟での公演しか見ていないものだから、
キャラメルボックスという劇団の最近を知らなかった。
何かで小川さんという役者が退団したのを知ったことがある。

中継の前には、演出家の成井さんのインタビューがあり、ここは旦那さんと一緒に見た。
演出家が話をする様子を見るのは初めてだった。
この人が、昔役者として舞台に立っていたんだーとか思いながら見た。
今回の作品は北村薫の小説「スキップ」という原作付き。

録画を見たのは私一人。
部屋の中でボリュームいっぱいにして、最初は役者の発声、息づかいに
息苦しくなりながら見ていたものの、だんだんその作品にのめり込んでいった。
生の舞台を観る緊張感とは違う。
まるで本を読んでいるときのように、どっぷりと。だ。
メンバーの顔ぶれが半分以上分からなかった。
でも見知った役者も半分は出ていたので、嬉しくて見ていた。
そしてたくさん泣いた。

私はこの作品の原作を知らない。
この舞台と同じように原作が終わっているのかどうか、確かめたくなった。
その出来事はあまりにもファンタジーで、でも現実的で・・・。
主人公の真理子は17才の秋の今日、25年後の自分の中に目覚める。
17才の自分がタイムスリップしたのか、42才の自分が記憶の欠落を起こしたのか
それは自分でもどうにも定義できない出来事だ。
それでもその事実を受け入れ、生きていこうとする真理子がスゴイと思う。
「昨日という日があったらしい、明日という日があるらしい。だが私には今がある」
そんな台詞がイタかった。

一人で見てよかったと思う。泣いてる姿を旦那さん見せるのは、恥ずかしい。

「ベルサイユのばら」2005.10.9 県民会館

初めての宝塚公演です。
実は観たい!と言いだしたのが実家の弟、チビっ子。
テレビで観ていた宝塚の時代劇公演(特に新撰組)が好きらしい彼は
大阪修学旅行で自由時間中に宝塚に行こうという提案を却下され(そりゃそうだ工業だもん)、
大阪の駅で宝塚のポスターを横目に帰ってきた男、高校2年生。
大人気のチケット取り電話も、私と旦那さんとの猛烈アタックで奇跡的に繋がり、
チケットゲットして、届けられた席はなんと最近知り合った宝塚ファンオードリーさんの隣でした。
旦那さんは宝塚苦手だとかで、行ったのは実家の母とチビっ子と私の3人。

ベルばら!
なんか電飾がスゴイです!衣装が踊りがスゴイです!
舞台セットがベニヤ板に絵というかんじでちゃっちかったのは、巡業公演だから諦めるとして、
ちょっと残念だったのはその発声法のせいか、声がこもって 台詞や歌がうまく聞き取れなかったこと。
あとからオードリーさんに聞いたら、星組はダンスがうまい組らしい。得意不得意があるのね。
人気の役者が出るたびに拍手、歌が終わるたびに拍手。
この辺は東宝ミュージカルとあまり変わらないかな。
役者が客席に歩き出し、観客のどよめき!
オスカルとアンドレがいつの間にか死んじゃっていたので 残念だったけど、
あとで「フェルゼン編」だと教えてもらえて納得しました。
もともとが3時間の劇なのに、地方巡業だと大幅カットになるそうです。
劇が1時間半。30分休憩後、1時間のショーでした。
全体的に観ると、やっぱりショーよりは劇の方が好みだなあ。
カーテンコールも宝塚にしてはあっさりしていたし、 「すみれの花咲く頃」も聞けなかった・・・。
まあ宝塚を経験できたことで満足としましょう。

ただこれで「ミュージカルをもっと観たい!」気になっているチビっ子。
ぜひ私の趣味の世界に案内してあげたいものだわ。
いつか一緒に「レ・ミゼラブル」観に行きましょう!ぜひぜひ(笑)

※日記と同じ文章になっちゃった・・・(苦笑)

「小公女」2005.8.20 りゅーとぴあ 劇場

アプリコット夏公演。
招待のお知らせが着たので「着物のぱせりさん」は、
この暑いのに、がんばって着物で行きましたよ!
見知ったお母さん方は見つけてくれました。
そして知らないお母さんにも声をかけていただきました。
恐るべし着物パワーです。

さて再演の小公女。
今回は音楽も変わったのですが、客席に前回音楽担当者の奥様を見つけました。
で感想はと言うと、歌が多くてちょっと飽きてしまったかなあ・・・。
前作「お気に召すまま」が芝居だったので、比べてしまいます。
もう少し芝居部分が多くてもヨカッタかなあと思う。
そして、今までの年輩者が卒業してしまったので、
低年齢化したようで「学芸会」って印象が強かったのが残念かな。
絵美莉も優、ゆかり、雅あたりの、芝居を導いていくタイプの子が早く出て欲しいな。
まあ、次世代の皆さんがんばりましょう。

それにしても光留が出ていたとは驚き。大人になっちゃってー。
見たのはシャンポー以来です。
しかも所作がかっこよく見えてしまうのは何故なんでしょう?
根っからの舞台人ですか?あんまり褒めすぎてもしょうがないけど(笑)
絵美莉もよかったよー。
初演はセーラが嫌な女の子に思えたけど、今回はそうでもなかったかな。
でも少しそう見えた・・・あれー?
個人的には碧が好きでした♪

「野村万作萬斎狂言公演」2005.8.4 りゅーとぴあ 能楽堂

京都大蔵流の茂山狂言に引き続き、和泉流の野村狂言を観に行きました。
今回能楽度湯の狂言は「第七回」、さて何回目から観ているのでしょうか?
解説の石田さんの着物は夏物。透け感が涼しそうです。
演目は「入間川」「柑子」「鈍太郎」公演時間が短いので三本です。

「入間川」
逆言葉で言葉遊びをするシーンがあるんですが、大名の萬斎さんが楽しそうでした。
萬斎さんはこの出番が終わったら、真っ先に帰ってしまうのでしょうか??
「柑子」
三なりの蜜柑が珍しいので、持って帰ってきた主。
太郎冠者に預けていた蜜柑を、「出してくれ」と頼んだら、
次々に言い訳しながら「食べちゃったー」と太郎冠者の万作さん。かわいーです。
ちょっと痩せたかな?気になります。
「鈍太郎」
久しぶりに都に帰ってきた鈍太郎が、嫁の所に行っても、愛人!の所に行っても、
知らないーと突っ返されて、出家をしてしまう。
でも二人が鈍太郎に気づいて、戻ってと説得すると、調子に乗る鈍太郎。
また石田さん女役ですー。

会場では着物の人も数人いました。
その中の三人は知り合いでした(笑)
私?
私はまた洋服です。着物で観劇・・・いつのことやら。

「茂山狂言」2005.7.1 りゅーとぴあ 能楽堂

いつか観たいと思っていた京都大蔵流の茂山家の狂言。
毎年三越に呼ばれて、新潟で公演があることは知っていたのだけれど、
初めて観る機会に恵まれたので行ってみた。
会場では物品販売、その横でなにやらサイン会?
早速書籍を買う私、そしてサインに並ぶ。
今回は公演前、休憩中、終演後とかわるがわるサイン会らしい。
和泉家の公演のときは終演後握手会だったけど、茂山一門もサービス満点!

そして演目は「萩大名」「附子」「鎌腹」の3本。
「萩大名」は大名が千作おじいちゃんで、太郎冠者が孫の逸平君。
おじいちゃんは体調が悪いのか、咳をこらえながらフルフルいってます。
だいじょうぶかー?と思いつつ、
やっぱり舞台に立つと集中力はすごいようで、愛嬌のある大名を演じてました。
なんかこの演目だからこうなのか、それとも上方狂言だからこうなのかは分からないんだけど、
なんとなく見慣れている野村一門の狂言とは、流派が違うだけに印象が違って、
これはこれで、またなかなかなのです。
言葉も京都の方言の抑揚があるように思えて、ずっと親しみやすかったかな。
それは2本目の「附子」も同じ。
千三郎さんと、宗彦さんの掛け合いが漫才のようで面白かった!
もともとそんな内容なんだけどね(「附子」小学生の教科書に載ってました)
3本目の「鎌腹」は、公演前解説をしてくれた正邦さんが女房役で、夫婦げんかの話。
この人同じ歳なんだよなー、すごいです。

野村も、茂山も日本じゃ有名な狂言一家。
いや、まだまだあるのだろうけど、茂山狂言はけっこう好みかも。
来月は和泉流野村狂言、万作さんを見に行きます。

余談:
会場で、アプリコットの新発田公演で知り合った小柳さんと、古町呉服屋の若旦那に会いました。
「あれ?今日は着物じゃないの?」と、2人に言われた私。
ええ、気合いが足りなかったので着られませんでした。
まだ「えいやっ」と気合いを入れないと着られないレベルの着物好きです・・・。

お豆腐狂言 http://www.soja.gr.jp/

「煙が目にしみる」2005.6.16 ビデオ録画

何年か前、りゅーとぴあの劇場でやった作品。
声優さんの(いや本来なら俳優さんか)出ている演劇だったので
興味があって見てみた。
舞台は桜の花散る頃の火葬場の待合室。
今焼かれるのを待つ、死人のブライト・ノア艦長と則巻千兵衛博士(笑)
二人の家族が火葬の間繰り広げるドラマなのだが
そこに死人も絡んできたりする。
涙あり笑いありでなかなか忙しい。
そういえば、我が家もそんなことあったかな
と葬式のこと思い出したりしてみたり。
1時間半と短い作品だったけど楽しかった!
生の舞台なら、さらに面白かったんだろうなー。

「デモクラシー」2005.4.5 りゅーとぴあ 劇場

鹿賀・市村コンビのストレートプレイ。
ドイツで起こった実際の出来事を物語にしているらしいのだが、
歴史にうとく政治にうとい私には、とても難しい芝居だった。
内容を理解するのに最大の過ちをおかす。
物語冒頭の「初めての首相だ!」という言葉に、
私は東西統一後、初の首相だと思いこんでいた。
だからなんで東からのスパイがいるのかとか、政治犯を売るのかとか、よく分からなかったのだけど
物語も終盤で、ホントに終わりの終わりで、ベルリンの壁が壊されたシーンがあって
ああ!と思ったほどのバカ。
・・・それが分かってれば、もっともっと面白かっただろうに、
旦那さんに言ったら「社会党首相だよ」と、呆れた声の答えが帰ってきた。
バカ嫁・・・。

顔も有名な俳優さん揃いで、内閣内の首相を取り巻く世界を表現していたのだけど
舞台後方、会議中の出番のない役者さん達が、ぷかぷかたばこを吸うのを見て
大変だなあと思った。
首相役の鹿賀さんは、台詞まわしといい料理の鉄人の主宰にしか見えなかったです(笑)
小難しい話の中にも、かわいらしい仕草を入れる市村さんはすごかったね。
あと気に入ったのはボディーガード役の小林正寛さんと、首相府担当大臣役の近藤芳正さん。
外国もののネックは、名前で呼ぶ人と名字で呼ぶ人がいて混乱するということだな。
それ誰?とか思う、ハリーポッター読んだときと同じ現象(笑)

まあとにかく、疲れてなければ、もっと集中できたのにね。
旦那さんが途中で寝て、悔しがってました。

「お気に召すまま」2005.4.2 りゅーとぴあ 劇場

最初にひとつ結論づけられたことがあった。
私にはシェイクスピアは、肌に合わないということだ。
まわりに舞台に飽きた小学生低学年の子供が多かったからかもしれない。
隣の居眠りしていたおばさんが、うつらうつらと動くのが気になったからかもしれない。
そして座った席が舞台前方左端で、観にくかったため集中できなかったかもしれない。
今回の演目は難しかった、イマイチだった。
ただ出演者の子供達の成長は見受けられた。
一番よかったのはフィービー。
迫ってくる男に興味がなかったのだけど、恋した男?にさとされて
結局その興味のない男と結婚することになってしまった女の子。
いいねー、目で追ってしまったよ。
それからフレデリック公爵。
憎まれ役なので声を張るシーンが多く、そのせいか声が痛んでいたけど、
でも貫禄があってよかった。
紗美、光季、真由美、美樹、満愛、友佳、尚孝、碧、楽しそうでした、がんばってました。
やっぱり何回か話したことのある子を目で追ってしまうのは、親ばかに似てる(笑)
残念ながら夕方の回は観ることをやめてしまったので、
雅と智の雄姿が観られなかったのが、ちょっと心残り・・・。
やっぱり親ばかか。

「赤鬼」2005.3.29 ビデオ録画

ひさしぶりに野田秀樹の舞台を観る。
先日タイ版をやっていて、そのときは興味なかったのだけど、
やっぱり観ればよかったと思ったのは、日本版を見終わってから。
日本版とロンドン版を録画して観る。

日本版:
出演者は小西真奈美と野田秀樹と大倉孝ニ、異人のヨハネス・フラッシュバーガーさん。
村人から疎まれていた「あの女」と、頭の弱いあの女の兄「とんび」、
そしてあの女につきまとう嘘つきの「水銀ミズカネ」が暮らしていた海辺の村に
異国の男が打ち上げられた。言葉の通じない男を村人達は「赤鬼」と呼ぶ。

「鬼は人を食うから鬼なんだ!」この物語の重要な台詞。
異人を受け入れられない村人の中で、あの女だけは赤鬼と分かり合うのだ。
そして村人から迫害され、逃げ、漂流する。
助けられたときには赤鬼はすでにいなくて、空腹のあの女はフカヒレのスープを飲んだあと自殺する。
自殺するのだ。
海の上で毎日食べたフカヒレとは味が違うと言って気づくのだ。
自分がそれを食べたとき、すでに赤鬼は死んでいたのか、否か。

野田演劇は早口、言葉遊びが多彩なので聞き取れないと悔しい。
そして動く、切り替わる、想像する。
野田を知ったのは中学生のときだ。
そのときより理解しやすい舞台になっていた。
たぶんそこから、私も野田も成長したのかもしれないけど・・・。

ロンドン版:
役者は現地の人、そして赤鬼は野田秀樹。
日本版とは舞台装置も衣装も演出も人数も違う。脚本は同じ。
そして人々は赤をまとう。
これは「人が鬼だった」という結論に結びついているのだろうか。

赤鬼HP
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/event/akaoni/index.html

「レ・ミゼラブル」2005.3.15 帝国劇場

今回の配役 ジャン・バルジャン:別所哲也/ジャベール:鈴木綜馬
/エポニーヌ:坂本真綾/ファンティーヌ:マルシア/コゼット:知念里奈/マリウス:岡田浩輝
/テナルディエ:駒田一/テナルディエの妻:瀬戸内美八/アンジョルラス:坂元健児

心臓ドキドキいわせながら、今回で何回目だろう?レミゼ。
いつになく冷静に見た私。
ハムの人!演技者でした。いろんなところで細かい演技が印象的。
司祭様の前でパンをがっつくシーンなど<旦那に言わせると椅子に座らずに食べたのは初めてらしい。
下水道のシーンも光が差し込むたびにマリウスの持ち方を変えてました。
鈴木ジャベ。劇団四季出身のせいか舞台映えしてかっこいい!
初めてシャベールがかっこいいと思った!夜空の下、街灯とジャベは絵になります。
坂本エポの歌で泣けなかったのは残念賞。
マルシアファンティーヌ・・・いわずもがな。
本田美奈子が病気降板で、一番あたって欲しくない人だったのに。
どうせだったら高嶋兄嫁バージョンで観たかったな>シルビアで。
知念コゼットはめちゃめちゃ高音で歌ってました。お嬢様ってかんじが出ているかもね。
岡田マリウスはイマイチ。演技が過剰かも。
実は隣の席の老夫婦が、岡田さんの知り合いらしくて、
初めてレミゼを観る爺さんの独り言がうるさかったのよね。
感動しているのは分かるんだけど、静かに観ましょうよ。演劇鑑賞経験が浅いのかも。
そしてテナルディエ夫妻は意地悪そうでよかった。
坂元アンジョは安定していていいです。好きー♪
今回はバルジャン&ジャベがいいカップルだったし、テナルディエ夫妻もよかったので、まあ満足です。
カーテンコール長かったし、スタンディングオベーションもあったしなあ。
これ以上のレミゼも知ってるだけに、いいのか?立っていいのか?と思ったけど、立った(笑)

今回の公演中2000回記念があるんだけど、
今後レミゼの配役はどうなっていくのかなあと考えてみた。
まあ、今の出演者が、配役昇進していくことに間違いはないんだろうが、
そこで問題になるのが坂元健児。
アンジョルラス経験者はジャベールに昇格することが多いけど、
彼は歌唱力的に、ジャベールになってもおかしくはないのだけれど、
背が低いんです・・・。
背が低いジャベール・・・。

いいんじゃないかな、そんなことがあってもさ。

「宮川彬良とアンサンブル・ベガ」2005.1.6 りゅーとぴあ コンサートホール

彬良先生大好きな私は、感染症うつると危険な旦那さんを連れて人混みへ
無理矢理コンサート鑑賞!
舞台に出てきた彬良先生は、ものすごく芸達者でした。さすがお父さん宮川泰譲り(笑)
演奏があるのにトークも長いという、音楽コンサートなのに、さだまさしペース・・・。
楽しいからいいんです。

弦楽器と管楽器と、少数で繰り広げられる室内音楽なのに、演奏は充実していました。
生で聴けるなんてかなり幸せかも。うっとり。
ストリングスとピアノの組み合わせが、好きなんだわ私。
「すみれの花咲く部屋」「プリンク・プランク・プランク」「おじいさんの古時計」
オペラから「恋は優し」「女心の歌」「カヴァレリア・ルティスカーナ」「ある晴れた日に」
ビートルズの「ミシェル」「PSアイラブユー」
そして市民ミュージカル出演者ゲスト出演の「ファデット」合唱組曲。
これは身内が出て嬉しいし、好きな「祝婚歌」が大合唱で聴けて嬉しいのだけど
なんか彬良先生のコンサートなのに、知った曲を聴くのはもったいなかったかな
という気がしないでもない。微妙。
最後の「良い大人のための室内楽入門」が秀逸!
ただ残念だったのは通し演奏で、間奏を終了と間違えて、会場から拍手が起こってしまったこと。
それでもアンサンブルベガのメンバーが一人ずつ増えて、楽器が一つずつ増えて、
一つのメロディーが深く味のあるものに変化していく様がよく分かって、
彬良先生のナレーションつきで寸劇風になっていて、最後にメロディーの通し演奏。
これは楽しかったです!

彬良先生は「新潟のコンサートは、お客に集中力があって嬉しい!」と言ってましたが
私はアリーナのコンサートは、その集中力と静けさに緊張してしまって、うまく演奏を楽しめない。
いいコンサートっていうのは、お客も緊張するもんなのね。
一番緊張して死にそうだったのは、大合唱のとき。
やだわあ、私が出演しているわけではないのに(笑)

アンコールには一曲目の「すみれの花咲く部屋」すみれのはーなー♪宝塚のテーマ曲ですよ。
そして一分で終わる曲ETVクインテットのテーマ曲「クインテット」!
この曲が聴けてものすごく嬉しかったです。
クインテットのテーマって季節ごとに歌が変わるから、ちゃんと覚えていないのよねー。
歌詞を覚えていれば歌ったのにぃ。でも会場は手拍子で盛り上がってました。

彬良先生と撮った写真・・・実家から持って来ようっと。

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